2020-11-19 第203回国会 参議院 環境委員会 第2号
この海の熱波というふうにいいますと、海水の異常高温が数日から数か月にわたって続く現象のことだと私は資料等で読んだんですけれども、事前のレクで環境省と気象庁の方に伺ったところ、この海の熱波の定義自体非常に難しくて、海の熱波発生の原因について、国内ではまだしっかりとしたこの分析、調査ができていないということも教えていただきました。
この海の熱波というふうにいいますと、海水の異常高温が数日から数か月にわたって続く現象のことだと私は資料等で読んだんですけれども、事前のレクで環境省と気象庁の方に伺ったところ、この海の熱波の定義自体非常に難しくて、海の熱波発生の原因について、国内ではまだしっかりとしたこの分析、調査ができていないということも教えていただきました。
二月の新潟、福井県の北陸の豪雪、六月には大阪府北部を震源とする地震、七月には西日本を中心とした豪雨災害、夏には全国各地での四十度を超える異常高温、七月、八月、九月にかけて猛威を振るった相次ぐ台風災害、そして九月の北海道胆振東部地震であります。 ここで、災害にて亡くなられた方に対しまして哀悼の誠をささげたいと思います。そしてまた、被災された全ての方に心からお見舞いを申し上げます。
一方、我が国では、私の出身地である埼玉県について触れさせていただきますが、夏の異常高温による、埼玉県の代表的水稲品種である彩のかがやきを始めとした農産物への著しい被害の発生や、時間雨量五十ミリメートルを超えるような集中豪雨の増加、また、多数の県民が熱中症で搬送されるなど、温暖化の影響と考えられる現象が既にあらわれています。
短時間の間に極端な影響があらわれる、時間とか月ぐらいのオーダーであらわれるもの、異常高温とか集中豪雨等であります。その次に、長期的に徐々に平均状態が変化する、数年から数十年かけて平均気温や降雨のパターン、海面上昇、海洋の酸性化、それらに伴う生態系の変化等が起きて、気がついてみたら地球の環境条件が大きく変わっていたというようなことになるというようなものもございます。
それは、集中豪雨であるとか、今年のように豪雪であるとか、それから巨大台風、ハリケーンとかの発生、それから雨が降ると思えば全く降らないところも出てきている異常小雨、それから異常高温というような問題が出てきているわけですね。 それはハザード、自然現象なんですが、それを受ける我々側が更に問題だと。要するに、社会環境が変化してきていると。
気象庁の気候変動監視レポート二〇〇七によれば、平均気温は温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化影響のため、長期的な傾向として百年当たりおよそ一・一〇度の割合で上昇し、さらに、異常高温の出現数が三十年間で約六倍に増加したとのことです。
本日の産経新聞の朝刊には「異常気象レポート」というのがありますが、五年に一度出されているみたいですけれども、この中では、世界全体で異常高温だということも出ておりますし、このまま二酸化炭素の排出量が削減できなかったら百年後には日本の平均気温が二度から三度上がると指摘されております。 認識が少し甘いような気がいたします。
世界ばかりでなく、気象につきましても、一九五〇年以降、日本のことでございますけれども、夏において異常高温があらわれておりますし、七〇年代半ば以降、暑い夏、寒い夏というようなこともあります。海だけでなく陸においても、多くの影響が既に観測をされております。これらの原因の一つとして、地球温暖化というものも指摘をされております。
我が国におきましても、気象庁の観測によりまして、近年、夏季の異常高温、あるいは冷夏などの現象が頻発しておりまして、その原因の一つとして地球温暖化の影響があると指摘をされております。
気象庁では、異常高温、異常多雨など、異常気象の監視を行っております。ここで異常気象とは、三十年間に一回程度しか観測されない現象を申しております。 月平均気温、月降水量について過去百年間の観測資料を解析しますと、一九五〇年代以降、夏季において異常高温の現れる頻度が増加しております。また、一九七〇年代半ば以降、暑い夏や冷夏が現れやすくなっております。
このレポートによりますと、世界的に見ますと異常高温が長期的に見て増加しております。また、異常多雨の発生も、世界的に見ますと増加している地域が多くなってきております。 我が国について見ますと、異常高温につきましては同じように長期的に増加しております。また、特に最近は頻発している傾向があらわれてございます。また、長期的に見た場合、異常多雨につきましては減少して、異常少雨が増加してございます。
どうぞ委員の皆さん方、このような現状を御認識をいただきまして、恐らく来年も赤潮被害は生じるだろうと思います、ことしのような異常高温でなければいいなと願いながら、赤潮はまた発生をする。もしことしのような異常高温が続きますならば、まさに四国の、というよりも日本の養殖漁業は壊滅的な打撃を受けるということを十二分に御認識を賜りたい。
そのようなことが起きますと、異常高温あるいは異常低温、長雨とか、そのようなことが起きやすくなるというところまではわかっております。ただ、その蛇行がどのような仕組みで起こるかというところが、残念ながら、世界のいろいろな気象学者あるいは気象技術者の努力にもかかわらず、必ずしもまだ解明し尽くされておりません。 それから、偏西風の蛇行のほかに、亜熱帯高気圧の強さの問題があります。
○参考人(石弘之君) 最初の温室効果気体のお話でございますが、日本でも、最近冬の異常高温がこの何年か見られておりまして、それによりまして、既に冬物の野菜それから特に大麦類がかなり深刻な影響を受けているかのように聞いております。
この夏世界で発生した異常気象の主なものを挙げますと、春から夏にかけてのアメリカ中西部から東部での記録的な干ばつ、それから七月に発生しました中国南東部や地中海地方の異常高温、また八月、九月に発生いたしましたスーダンやバングラデシュの豪雨による洪水等がございます。 一方、日本では、この夏の北日本、東日本の気温の経過を見ますと、七月中旬から下旬にかけての記録的な異常低温がございます。
それからまた、この十年ごとに異常の高低温の発生頻度というのを見ますと、八〇年代に異常高温の発生が目立っておるという状況にございます。それから、二酸化炭素あるいは二酸化炭素以外の特定のフロン、メタン、亜酸化窒素等のいわゆる温室効果ガスと言われているものでございますが、これらの大気中濃度がいずれも増加傾向を示しておるというようなことを聞いているところでございます。
○田中(恒)政府委員 先生お話しございましたように、本年は本当に記録的な高温少雨でございまして、五十七年に改正、延長いたしました松くい虫被害対策特別措置法におきまして、本年の異常高温少雨までの間はだんだん減少型で参りまして、これまでの施策の効果があったということで私ども非常に喜んでおったわけでございますが、本年の高温少雨はちょうど五十三年の異常気象と全く似たタイプでございます。
先ほどのお話のように、三十年間の観測データをもとにして、あるいは異常高温、異常低温あるいは多雨あるいは雨が少ないというようなことでの、平均より甚だしくかけ離れていなければ異常とは言わないということでございますが、ここ数年来、お米のとれる量等が非常に不安定な状態にございます。さっき高橋先生も、日本の国は南北に長いから局地的な問題であるというような話もございました。
また、今お話がございました関東の事例で申しますと、早場米地帯等におきましては東北地方の一部と同じように六、七月の低温ということが非常に大きく影響いたしたわけでございますが、その他の地域におきましても、台風五号、十号、さらには秋雨前線の停滞による日照不足、長雨、それから九月上旬の異常高温による一種のフェーン現象のようなものが起こったということなどがいろいろ絡んで、登熟不良ないしは病害虫、倒伏といった現象
ですから、異常高温でザイセンチュウが非常に活動する二十度なり三十度の時期も相当あったというふうに考えられますし、もう一つ、これを運びますマダラカミキリにつきましては、温度が高くなりますと活動がもちろん活発化するわけでございまして、それが一方松におきましては、やはりたとえば茨城の場合ですと、五十三年に、六月ないし八月の平均の雨量が年平均あるいは年にいたしまして九十九ミリか百ミリ少ないというふうに、非常